1961-02-09 第38回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
また種畜対策、特に肉用優良種畜の確保をはかりますために、肉牛アバディン・アンガス雄一頭、雌十四頭、肉豚アメリカン・ランドレース雄五頭、雌二十五頭、肉用鶏ホワイト・ロック千五百個、ホワイト・コーニッシュ千五百個、計種卵三千個の輸入を行なうことといたしております。
また種畜対策、特に肉用優良種畜の確保をはかりますために、肉牛アバディン・アンガス雄一頭、雌十四頭、肉豚アメリカン・ランドレース雄五頭、雌二十五頭、肉用鶏ホワイト・ロック千五百個、ホワイト・コーニッシュ千五百個、計種卵三千個の輸入を行なうことといたしております。
○戸叶武君 新聞に載つていることは信用がないとよく吉田内閣の閣僚は言つておりますが、当時における信用すべきところの新聞に報ぜられているところによりますると、農林関係の予算というものは十五億二千九百万円でありまして、この公共事業費、食糧増産対策費は十四億七千九百万円であり、その中には土地改良四億二千九百万円、耕地整備四億三千六百万円、開墾建設二億三千六百万円、干拓一億八千四百万円、防災一億、優良種畜輸入五千万円
○戸叶武君 農林大臣は酪農を非常に奨励するようなことを言つておりますが、予算に盛られた総額八億九千九百万円であつて、而もこの修正された部分におきましても優良種畜輸入に五千万円注がれたのに過ぎないですが、あれだけ大々的に言いながら、どうしてこの酪農奨励というものがこういうふうに狭められているのですか、その理由を伺いたい。
次に優良種畜資源の更新造成のため種緬羊牝二十頭、牡五頭、これは濠洲から輸入する計画であります。次に種鶏を雌を四十羽、雄を十羽、これはアメリカから輸入する予定でありますが、これを輸入いたしまして国の牧場で飼育いたしまして、これに原原種の役割を果させたいと考えておる次第であります。国が終戰以来種畜を輸入いたしますのは明年度が初めてでありまして、本年度若干、これは予算と関係はございません。
次に優良種畜の改良増殖につきましても、種畜牧場の経費として相当の増額を計上いたしております。蚕業関係におきましては、目下の情勢に鑑みまして、養蚕の振興のために従来五カ年計画を立つておるのでありまするが、更に技術の改良のために、前年の経費よりは相当大幅な増額をいたしまして、蚕糸の技術改良に必要な経費の計上をいたしております。
この事業は、御承知のように国が種畜牧場を経営いたしておりまして、牧場で種畜の生産配付をやつておりますが、あわせまして民間の種畜事業を刺激すると同時に、民間の家畜の増産を確保する意味で民間の優良種畜を買いつけましてこれを貸付する事業でありまして昨年度も大体この程度の規模で事業をいたして来たわけであります。
家畜の改良増殖の基本條件として、優良種畜の確保及びその利用増強が如何に重要であるかはすでに御承知の通りでありまして、従つて現行の種畜法により鋭意その施策が進められておるのでありますが、本法案は種畜法施行の経過に鑑み、その一部を改正して本法にこれを包攝いたしますると共に、最近急激な普及を示しておりますところの家畜人工授精の健全なる発達を図るために、これに必要な規制を加えんとしておるのであります。
なお三には、優良種畜の購入あつせんを行つて、能力的品種改良に努力し、飼料需給調整と牧野の確保をなし、高率利用をはかること、こういうことにねらいを持つてもらいたい。四には、各種畜の増産年度計画を樹立して、完全な貸與分布の増強を示唆するとともに、普及徹底をはかつてもらいたい。五には、登録事業面は本法案から除かれておりますが、爾今の処置については、附則において細大漏らさずこれをうたつております。
すなわち第一点といたしましては、家畜伝染病予防のために、進歩した技術を普及浸透し、強力な防疫態勢をととのえ、迅速に処理する施設と組合と機構とを確立すること、第二点は、寄生虫、骨軟症その他しばしば発生する疾病予防のために検査を行い、その発生を未熟に防止すること、第三点は、生産衛生技術の普及向上をはかるとともに、人口受精による優良種畜の高度利用、繁殖障害の除去による受胎率の向上早期の妊娠診断、妊娠家畜の
このためには、人工授精による優良種畜の高度の利用及び繁殖障害の除去による受胎率の向上を行うことが必要であると同時に、種付の指導、早期の妊娠診断、妊娠家畜の管理衛生の指導等を並行して行わなければならないので、この施設を中心にこの事業を強力に推進せんとするのであります。
このためには、人工授精による優良種畜の高度の利用及び繁殖障害の除去による受胎率の向上を行うことが、必要であると同時に、種付の指導、早期の妊娠診断、妊娠家畜の管理衛生の指導等を併行して行わなければならないので、この施設を中心にこの事業を強力に推進せんとするのであります。
即ち政府の説明によりますと、第一に、多年に亘る法律趣旨の徹底により、現在においては去勢は家畜飼養者が自主的に行うべき段階に達しており、それが当然又彼らの便益にも合致すること、第二に、最近における民間開業獣医師の去勢技術について、その向上普及の見るべきものがあること、第三に、もはや軍馬徴発のごときことを考慮する必要がなくなつたこと、第四に、前國会において制定を見ました種畜法の施行によりまして、別途優良種畜確保
本法律案は、十一月十日、農林委員会付託となり、十六日、政府より提案理由の説明を聞き、十九日、簡單なる事項につきまして質疑應答を行いましたが、本法律案の趣旨は至つて明瞭であり、現行法を廃止するも優良種畜を確保する上にいささかの心配もないのみならず、むしろ農民の自主的活動を尊重するという建前よりいたしまして妥当な措置と認められまするので、討論を省略して、ただちに表決に付しましたるところ、全員一致をもつて
あの去勢法を設けた立法当時の趣意書、優良なる種畜を残すという点が一つと、それから交通保安という点が考えられておつたのでありますが、現在優良種畜を残すという点においては、他の法律によつて大体目的は達せられるのでありますが、交通保安という面についての処置はどうされるか。
第三には、新に制定された種畜法により優良種畜の確保も可能になつて來たのであります。第四には、もはや有事の際の徴発馬を考慮する必要もないのであります。 以上のような理由によりまして、この法案の提出した次第であります。何とぞ愼重御審議の上すみやかに可決せられんことをお願い申し上げます。 次に家畜市場法を廃止する法律案の提案理由を御説明いたします。
この優良種畜の育成というような事業の技術、その資力というものを挙げて民間に委するというにはその時期に達していないと考えられるのであります。
第三は、最近の情勢に鑑みまして、優良種畜の確保増殖に遺憾なからしめるため、当面の緊急措置として、主務大臣が必要であると認めるときは、特定の家畜について、その移動又は屠殺について調整を行い得る措置を講じたことであります。これは眞に必要ある場合に限り所要の命令を出し得るのでありまして、この措置により苟くも家畜取引等に支障を來さんよう愼重を期する所存であります。
第三は、最近の情勢に鑑みまして、優良種畜の確保増殖に遺憾なからしめるため、当面の緊急措置として、主務大臣が必要があると認めるときは、特定の家畜について、その移動又は屠殺について調整を行い得る措置を講じたことであります。これは、眞に必要ある場合に限り所要の命令を出し得るのでありまして、この措置によりいやしくも家畜取引等に支障を來さぬよう愼重を期す所存であります。